誠信堂徒然日記

まちづくり、地域のこと、旅行記、教育や社会問題等徒然と。

綾部の皆さん、よろしくお願いいたします

今日は綾部の1日。
まず、昼から綾部のコミュニティFM「FMいかる」の番組コーナー「わくわく里山的生活」に出演。パーソナリティの田中利典さんとは、およそ20年ほど前に、奈良で仕事をした時に名刺交換をして以来。そのことをお話しすると驚いておられた。トークでは、事務局長、そしてゼミの卒業生の実習生と共に出演し、このたび新理事長なっての抱負等を語った。

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続いて、事務局で、今後の事業や方針についての意見交換。前日に、事務局スタッフ、理事の1名とオンライン上で意見交換をしていたこともあり、自分の中ではやりたいことや、やらなければならないことについてクリアになっていた。
 
その後、市長との面談が控えていたが、急遽地元紙の『あやべ市民新聞』での取材も決定。まず、新聞社へ行き、市長との面談後に立ち寄る約束をする。
 
夕方から市長との面談。担当課のアテンドで市長と意見交換。こちらも和気藹々と進めることができた。ここでも、団体が何を目指すのか、どんな事業をするのかということを、外部に向けて発信する、ステークホルダーとのコミュニケーションを活発化させる、綾部が移住施策で一歩抜きん出ていた時代から時は移り、他都市も移住に力を入れるようになった中で、移住者に綾部を選んでもらうためにどんな事業をすべきか戦略を練る必要があることを力説した。
 
最後は、あやべ市民新聞社で取材を受ける。地元の人物を紹介する「ひと」の欄にインタビュー記事が掲載されるそう。まずは自己紹介。「二地域居住者」であることをアピール。そしてその後、久しぶりに、過去30年ほどの経歴を語ったような気がする。この流れの中に現在がある。そして綾部との縁も、実は祖父母の代まで遡る。決して、ゼミで関わるようになってからの縁ではないのである。
ここでもこれからの抱負や綾部の強み、弱み等についても話は弾み、どのような記事になるのか、楽しみでもあり、ドキドキでもあり・・・
また、あやべ市民新聞社は移住者の方を積極的に雇用されており、オフィスには知った顔もたくさん。ついつい長話をしてしまった。

ayabe.city-news.jp

 
綾部は、2000年代から移住者の受け入れにおける施策の充実と「人の魅力」で、移住先として、他の自治体から頭一つ抜きん出ていたが、日本全体が人口減少時代に突入し、他都市においても移住施策を充実させてきた結果、もはや、かつてのようなブランド力は存在しない。そうした中で、移住や二地域居住をするにあたり、あるいはとりわけコロナ禍で注目されるようになったワーケーション等で「綾部を選んでもらう」ためにはどんな取り組みをすれば良いか。それを、横の連携、協働でお互いが補完し合いながら、トータルで綾部の魅力を発信したり、価値創造をしていく。そのために私たちは考え、行動に移さなければならない。
 
綾部滞在の半日でラジオ出演、打ち合わせ、市長面談、そして新聞取材をこなし、ヘロヘロ。「組織の長」って、こういう忙しさや気疲れもあるんやろうなあ。